被写体の素晴らしさや美しさなどを忠実に再現するようでは写真は作品とはならないのである。写真家の体はドキュメンタリストであって、撮影行為においては被写体と誠意を持って接する(被写体が人であってもモノや風景であっても)が、しかし撮影し、それをいよいよ写真にする段においてはまったく別のモノというかイメージを創造することになる。単に素材のひとつなのかもしれない。素材は世界中に無限大に存在するが、それを写真にできるのは一生涯でほんの少しでしかない。
ということは素材がなければ写真は撮れない訳でそんなわけで自分はいつも現場で頭を下げることになるのである。しかたないなあ